NATOが日本に事務所を開設、日本政府もNATO本部に常設代表部を設置＝アジア初の同盟国に
2023/05/04｜ANTI WAR.COM
NATOが日本に事務所を開設、アジアで初の同盟となる
中国は、NATOの「アジア太平洋への東進」に警告を発した
NATOは来年、アジアで初めてとなる連絡事務所を日本に開設する予定であると、日経アジアが水曜日に報じた。
近年、NATOはアジア太平洋地域に視線を向け、2022年の戦略構想で中国を「システム上の課題」と名付けた。対中国戦略の一環として、同盟はこの地域の国々との協力を深めている。
日本経済新聞によると、日本での連絡事務所の目的は、”軍事同盟が従来のロシアへの焦点と並んで、中国が新たな挑戦として浮上する中、日本や韓国、オーストラリア、ニュージーランドといった地域の主要パートナーと定期的な協議を行うことができる “という。
報告書は、NATOと日本は、6月にリトアニアのビリニュスで開催されるNATOサミットに先立ち、個別調整型パートナーシッププログラムとして知られる協定に署名することで、協力関係を強化するためにさらなる措置を講じると述べています。日本はまた、ベルギーの大使館とは別に、独立したNATOのミッションの開設を計画している。
このニュースに対し、中国はNATOのアジア進出計画に警告を発した。中国外交部の毛寧報道官は、「アジアは平和と安定のための錨であり、協力と発展のための有望な土地であって、地政学的競争のためのレスリング場ではない」と述べた。
「NATOがアジア太平洋に東進し、地域問題に干渉し続けることは、必然的に地域の平和と安定を損ない、陣営対立を煽ることになる。このため、地域諸国は高い警戒心を持つ必要がある」と彼女は付け加えた。
