安倍元首相 奈良市で銃撃され死去


時事通信社|7/8(金) 12:21配信

安倍元首相、銃撃され死亡 67歳、選挙応援演説中 元海自隊員の41歳男逮捕、「特定の団体に恨み」・奈良

 8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で、参院選の応援演説中だった自民党安倍晋三元首相(67)が銃撃された。

安倍氏は首と胸付近から血を流し、心肺停止の状態で病院に搬送されたが、午後5時3分に死亡した。発砲したとみられる男は現場で取り押さえられ、奈良県警は殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、殺人容疑に切り替えて奈良西署に捜査本部を設置した。

 首相経験者が選挙期間中に殺害される戦後例のない事件は、国内外に衝撃を与えた。岸田文雄首相は首相官邸で記者団に、「民主主義の根幹である選挙が行われている中で起きた卑劣な蛮行で、決して許すことはできない」と非難した。

 県警によると、男は奈良市大宮町の職業不詳、元海上自衛隊員の山上徹也容疑者(41)。「特定の団体に恨みがあり、安倍元首相がつながりがあると思って犯行に及んだ」と話し、「(安倍氏の)政治信条への恨みでやったわけではない」と供述しているという。県警は同日午後、山上容疑者の自宅など2カ所を家宅捜索し、自宅から手製の銃のようなもの数丁やパソコンを押収。銃が暴発する恐れがあるとして、周辺住民を一時退避させた。

 搬送先の奈良県立医科大付属病院では、同大の福島英賢教授(救急医学)らが記者会見し、死因は失血死と明らかにした。銃創は首に2カ所あり、一部の傷は心臓に達する深さだった。開胸手術を施したが、銃弾は確認できず、1発は左肩から貫通した可能性があるという。

 防衛省関係者によると、山上容疑者は2002年に任期制自衛官として採用され、05年に3年間の任期を満了して除隊した。配属された海上自衛隊の部隊では実弾の射撃訓練も受けていた。

 捜査関係者によると、山上容疑者は容疑を認め、「安倍元首相を狙った」とも話している。警察庁は警備局長をトップとする対策本部を設置し、情報収集を進めた。  県警などによると、安倍氏は襲撃当時、駅の北口ロータリーで演説中だった。現場に居合わせた聴衆は銃声を2回聞いており、山上容疑者とみられる男が安倍氏の背後から発砲する様子を目撃していた。使われたのは手製の銃とみられ、県警が現場で押収した。

 安倍氏は同日、参院選奈良選挙区の党公認候補を応援するため、奈良市に入っていた



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[3433]安倍晋三の銃撃死亡は単独犯ではない。CIAと統一教会の内部抗争によるものだ。

http://www.snsi.jp/bbs/page/1/


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