ウクライナ全土にミサイル83発|ロシアはウクライナの軍事、通信、エネルギー関連施設への攻撃を行った=プーチン大統領
10/11(火) 6:13配信|テレ朝NEWS
10日、首都キーウでミサイル攻撃があり、東部ドニプロなどでも爆発が確認されました。 ウクライナ全土ではこれまでに12人が死亡、80人以上がけがをしました。 ウクライナ軍によりますと、10日午前にウクライナ各地に向けてロシアから83発のミサイルが発射され、うち45発を撃墜したということです。 ゼレンスキー大統領は「我々のエネルギーシステムを壊そうとした攻撃だ。人々を殺そうとこの時間を選んだ」と強く非難しました。 また、近くG7の緊急会合を開くことについてドイツのショルツ首相と合意し、自身も発言する予定だと明らかにしました。
ロシアはウクライナの軍事、通信、エネルギー関連施設への攻撃を行った=プーチン大統領
2022年10月10日, 19:09 (更新: 2022年10月11日, 15:17)|SPUTNIK

ロシアのプーチン大統領は10日、ロシア国防省の提案と参謀本部の計画に従い、ウクライナの軍事、通信、エネルギー関連施設に対して長距離精密兵器による集中攻撃を行ったと発表した。
プーチン大統領は「ロシア連邦領内でテロ行為を実行する試みが続く場合、対応は厳しく、そして脅威のレベルに合致したものとなる」と強調した。
プーチン大統領は、クリミア大橋での破壊工作をテロ行為だと指摘した。ロシア南部クラスノダール地方のタマン半島とクリミア半島をつなぐクリミア大橋の自動車専用道で8日、貨物自動車が爆発し、大規模な火災が発生、自動車道路の一部が崩落した。
プーチン大統領によると、ウクライナの情報機関はロシアのクルスク原子力発電所に対してすでに3回テロ行為を実施しており、発電所の高圧の送電線を何度も損傷させている。またロシアの電力施設やガス輸送インフラに対してその他にも一連のテロが行われ、そこにはガス輸送システム「トルコストリーム(TurkStream)」の1区画での爆破の試みも含まれるという。
プーチン大統領はまた、ザポリージャ(ザポロジエ)原子力発電所に対する攻撃を「原子力テロ行為」だと指摘した。
またプーチン大統領は、「キエフ政権はその行動によって事実上、国際テロ組織、最も唾棄すべき集団と自分自身を同列に並べた。この種の犯罪を対応せずに放っておくことは、すでにただ不可能だ」と述べた。
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